郵便番号・住所 527-0013  滋賀県東近江市東中野町3−28
寺院名 南福寺 ナンプクジ
山号 十輪山 ジュウリンザン
交通 近江鉄道八日市駅から徒歩10分
電話番号・FAX番号
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開創 不詳
由来  応仁2年(1468)の開基と伝えられ、中野神社の別当寺的役割を果たしていたが宝暦10年の南福庵が成立して、神社の境内にあって、神事祭礼に村人が集まる会所として建てられて小家であったが、いつ頃からか地蔵堂が庵号を唱えるようになった。つまり中世にあった宮座の会所に、いつしか僧が住みつき地蔵堂を取り込んで、この庵室を寺院化すべき努力をした。そのとき幕府は寺社改めが絶好の機会となった元禄5年(1692)に領主や本寺に「社寺御改之覚」の書き付けが提出され南福寺と登録されたようである。
 このようにして元禄期に住僧が居し、天台宗比叡山惣持坊の末寺としての様態を整え数年単位で次々と住持僧が派遣されていたのである。
 開創開山者名の古記録はなく不詳であるがご本尊地蔵菩薩脇の板札に「嘉永4年(1851)亥年9月24日奉修本地開眼供養、院内安全五穀成就祈処、再建現住実純代」と記してあるところからこの頃が現在の木造平屋建ての本堂ではないかと思われる。
 堂内にはご本尊地蔵菩薩立像をはじめ元三大師、毘沙門天像、不動明王像、青面金剛像、三猿像がまつられ、中央に護摩壇が設けられている。 
 経本に大般若経600巻、巻法華経8軸が収納されている。
現在の本堂竣工年
本尊 地蔵菩薩
寺宝
住職 牧野 即春(兼務)  マキノ ソクシュン
主な年中行事 7月20頃 大般若転読会 8月23日 地蔵盆
専用墓地
駐車場
その他